最後は優しいんだね。
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イヴさんの記事を読んだ。
読み始めてすぐ、自分の名前が出てきた。
少し前、私はコメント欄でこんなことを書いていた。
「ストライクゾーン広いなら、ハグしてもらって良いですか?」
軽い冗談だった。
それが一本の記事になっていた。
私は「不埒者」と呼ばれ、イケメン認定され、夜道で額に「肉」と書かれる危険人物になり、世界から消えてほしい存在にまで昇格していた。
ここまでくると、もはや名誉である。
笑いながら読み進めていた。
けれど、途中で少し手が止まった。
そこに書かれていたのは、「比較」の話だった。
人は不安になると、答えを急ぐ。
複雑なものを単純化して、自分や誰かを比べてしまう。
だから、比較してしまう自分を責めるより、不安を和らげることが大切なんだと。
笑わせながら、ちゃんと心に届く。
それがイヴさんの記事だった。
読み終えて、私はコメントを書いた。
「イヴさん。
早くハグしてもらって良いでしょうか?
記事のネタになって良かったです。🤣」
返ってきたのは、
「でたな不埒者!
今回は特別だよ!
コッソリここに電話してね😘
03-3501-0110」
だった。
番号を見て思った。
「警察か…」
さらに調子に乗る。
「警察の人ぉーーー!
イヴさんが番号晒してますよー!🤣」
すると、
「やめろやめろぉ!
公開されてる番号だから!
あ、でも電話はかけないでね(笑)」
散々いじられて。
散々笑わせてもらって。
記事では不埒者にされて。
コメント欄では警察まで登場した。
でも、不思議と嫌な気持ちは残らなかった。
ふざけた言葉の奥に、その人らしさが見える瞬間がある。
あれだけ好き放題言われたのに。
最後に残ったのは、なぜか少し嬉しい気持ちだった。
たぶん、人とのやり取りで覚えているのは、強い言葉よりも最後に触れた温度なのかもしれない。
私は最後に、一言だけ残した。
「最後は優しいんだね。」



警察の番号を出されるような容赦ない掛け合いで笑わせつつ、最後にじんわりと温かさが残るお二人のお話にほっこりしました。どんなにいじり合っていても、その根底にお互いへの信頼や敬意があるからこそ生まれる素敵なやり取りですね。
これは面白い。
クスっとするやーつ(笑)